主婦だいありー

親の立場で見るアメフトの危険タックル

スポーツ界で続く暗いニュース。
嫌でも耳に入ります。

我が家にも二十歳前半の息子がいます。
やはり親の立場で考えてしまいます。

最初に映像を見たとき、相手を殺してしまうかも知れない行為に身の毛がよだつ感覚。
加害者としても、被害者としても、やりきれない思いがしました。

もし息子がアメフトをやりたいと言ったなら、危ないからダメだと反対するだろうなと漠然と思います。

被害者であれば、アメフトを、相手を憎み、訴える。
加害者であれば、どうしたらいいかわからない。

これが正直なところ。

真相が明らかになっていくにつれ、親の立場は少し救われていきました。
単に、危険な反則をした選手ではなかったからです。
激しいスポーツで肉体的にも精神的にも鍛えられ成長を助けるはずの環境が腐ってた。
この事実は、救いでもあり、恐怖でもある。

私も古い人間だから、先生、指導者には絶対的に信頼から始まります。
先生が言うなら間違いない。
学校の、先生の言うことをちゃんと聞く良い生徒であってほしいと親は考える。
でも、、、

絶対的な指導者が腐っていたら、どうすればいいのでしょうか。
親は知らない間に腐った指導に加担していることになる。
ましてや、小学生ではなく、いちいち聞き正して判断することはできません。

その結果、こんなにも危ない行為に至るまで追い込まれていたことに、親は気がつくことなど出来ないのじゃないか、と思います。

息子が高校までは、いいことも悪いことも話をしてくれていました。
でも、今は、外で何をし、何を考えて行動しているのか、正直何もわかりません。 自分なりに考えて行動してくれているのだと信じるしか。
無理な強要や指示を課せられていたとしても、その結果が悪でない限りわからない。 とても怖い気がします。

大人はずるい。

こういうニュースに触れるたびそう思います。
自分を守るために、周りを利用して嘘をつき、事を濁してしまおうとする。
子供に嘘をいけない、と教えても、こんな風に簡単に嘘をつく大人を見て、何が正しいのかわからなくなるんじゃないか。

親はとても不安です。

この一連の経緯から、悪者が制裁を受けることになりました。
規律委員の判断ははっきり悪を制する姿勢が、とても気持ちの良いものでした。
加害の選手の親御さんも、少し救われたのではないかと思います。

ただ、やっぱり私は判断できかねるのです。

指導者が間違いを犯しているのか、子供のための叱咤激励なのか、どうやって判断すればいいのか。

最終的に、親は子供を信じて、受け止めるしかないのです。

やがて、子供が大人になり、今回の指導者のようになったとしても、やはり受け止めるしかないのかもしれません。

この指導者たちの親もまた、同じ思いなのだと思います。

   
   

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